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囚人の善悪歴史の全てを物語ったBEER!James Squire

JamesSquireオーストラリア オーストラリア
JamesSquireオーストラリア

皆さん、世界のどこかでおはようございます! ツヨシ(@tsuyoshiです!

 

実は僕は先日から、

 

仕事終わり、寝る前に毎日ビール1本飲んで寝る!
〜オーストラリアのビールを全部飲んじゃおう!〜

 

って決めました!

とは言っても、実際は毎日飲む事にはならないとは思いますが、とにかくオーストラリアビアを一人Cheers!しようと思います。

因みに僕はそんなにお酒を飲む人でもありませんが、なにせ、Gattonは田舎すぎました(笑)

 

記念すべき1本目はコレ!

James squireビール

オーストラリアっぽいゆるいデザインの瓶ビール。
且つ数種類をまとめて販売していたのでこちらをジャケ買いで選びました(笑)

 
後々、ラベルを見てみると、

この会社で取り扱うビールの商品名が
 

  • FOUR WIVES〔4人の嫁〕
  • ONE FIFTY LASHES〔150回鞭打ち〕
  • HOP THIEF〔ホップ泥棒〕

 
などなど。いやいや、どういう社風?!
なんて思っちゃいますよね!笑

 

何となくで選んだJames Squireと言うビール会社の歴史が面白すぎましたので、早速ご紹介します!

 
こうやってちょくちょく僕が試したビールをシェア出来ればなと思っています!

 

Contents

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James Squire

James squireビール
James squireビール

先ず始めに、James Squireとは会社名であり、実在した人の名前でもあります。
 

スクワイアさんが作ったビールはオーストラリアで最初の商業的醸造所で作られたビールでした。

ビールの他にも農場、酒場、パン屋や肉屋など多くの成功を収めました。

ここまでの情報だけをみるとただの凄い成功者なのですが、実はそこに至るまでの経緯もが凄すぎました。


そんなスクワイアさんの経歴。
 

ジェームズ スクワイアは1754年にイングランドはキングストンで産まれます。
その生まれ年はロンドンでエリザベスキャニングの誘拐事件が起きた年でもあります。

 

1974年、スクワイアが20歳の時、略奪された家から逃げ出した時、高速道路で強盗をし逮捕されました。

この時彼は軍に仕える事で7年間アメリカに輸送されることを回避しました。

1778年の4年後に自由を手にした彼はキングストンへ戻り、高速道路の強盗や密輸業者用の宿を経営しました。

あまり想像ができませんが、高速道路の犯罪、反省していないですね。笑

 

その後、幼馴染みとの結婚。3人の子供を授かります。

1784年、30歳の時。近所の計9話の雄鳥、雌鳥を窃盗し、再び逮捕されます。

数年の刑務所での生活ののち、最初のオーストラリアへの植民船団の一員としてオーストラリアへ飛ばされます。

1788年、シドニーに到着して早速、病院で胡椒とマルバハッカを病院から盗んでつかまりました。

判事を前に 妊娠中の恋人に渡す予定だった と言い訳したそうです。笑

その頃、実はオーストラリアにて密造していたビールの事を隠しています。

 

1789年、それでも密造していたビールは役人にもファンが付いていた事もあり、5ポンドの罰金と ”鞭打ち300回の刑” と重刑とはなりませんでした。

が、鞭打ち150回。残りは後日。と記録が残されており、更に刑は軽くなったみたいですね。ビールの成功が伺われます。

 

1791年、オーストラリアでの恋人から7人の子供を授かります。
後に4人のワイフが居たそう。
 

1792年、ジェームス スクワイアの刑期は満了しました。

1795年自由の身と共に所有した土地で1800年までに羊10頭、豚18頭、山羊35頭を飼育しながら、とうもろこしと大麦を育てました。

この時この農場にいたのは彼と6人の子供と4人の自由人そして2人の公務員だったそう。

完全なる自立ですね(笑)

 

1798年、オーストラリアで初めてのホップ栽培に成功しました。オーストラリアで初の商業用醸造家となりました。オーストラリア国中が祭り上げた成功となったそう。

 

この時既に、彼が30年間ビールを醸造していたことは、以前からビールを密造していた事が役人等にも認知されていましたのでオーストラリアで最初の醸造ビールの証拠ともなりました。

もはや根拠がめちゃくちゃですよね!笑

 

その後、パン屋として働き始め、パン屋をも構えていました。

その後、信用組合の銀行で働き、貸し手や貧しい隣人へ偽善家として自家農業で生産された肉類を提供していたそうです。
 

 
彼がそれほど寛大でなければ、
ジェームス スクワイアははるかに裕福な男だったでしょう
 

 
と呼ばれているくらいに。

 

その後、ブラックな経歴がある有罪判決の地位にもかかわらず、巡査となりました。

何故なら彼の所有物への侵入者の数と所持品の盗難による理由から。笑

派手なものだと1803年に盗難通知記録が残っているボートの盗難!
 

 

1822年、ジェームズ スクワイアの死

 

 

凡そ3ヶ月にも及ぶ病気の末、68歳で死去

最初の艦隊であり、スクワイアのビールは有名でした。

彼の死は、植民地でこれまでに開催された最大の葬式だったそう。

その後は子供たちによってジェームス スクワイアのビールは継承され、1877年には彼の孫であるジェームス スクワイア ファーネルがオーストラリアで8番目の首相にもなりました。

 

そんなジェームス スクワイアの生き様死に様それから
 

James squireビール
James SquireのHPはこちら!

 

James Squireのテイスティング

 
普段ビールを嗜むことの少ない僕の主観100%でのテイスティング。
 

THE SWINDLER〔ペテン師〕

James squireビール

Beer Everyday 1杯目

これからのこの会社のビールの基準となる味。

外国ではよーく好まれているペール エールですね!
中でもこちらはトロピカル ペール エール!

  • IBU 22
  • ABV 4.2%
      
 
トロピカルと表記がある割には比較的にライト目なフルーティな味。
多少の苦味も奥に感じますので、
ご飯の時にも一緒に楽しめる感じでした。
僕好み!
 

ストーリー
Nine stolen chickens earned James Squire a cramped berth on the First Fleet. But he had other plans, swindling his way onto the ‘Women’s Ship’ and thoroughly enjoying the rest of his journey.
 

THE CANCER〔賭けに出る人〕

James squireビール

Beer Everyday 2杯目

こちらはゴールデンエールビール!

  • IBU 20
  • ABV 4.5%
     
 
比較的重めのビール。
ビールが得意ではない僕には苦手なテイストだった。
炭酸がしっかり目に効いている様な印象。
地ビールっぽいテイストだった。
 

ストーリー
Never one to let a ball and chain hold him back, ex-convict James Squire seized every opportunity his emancipation offered. His unique blend of charm, skill and luck ultimately rewarded him with an enviable fortune as Australia’s first brewer.
 

HOP THIEF〔ホップ泥棒〕

James squireビール

Beer Everyday 3杯目

こちらはアメリカン ペール エールですね!

  • IBU 35
  • ABV 5%
     
 
苦味が強く、スパイシーな感じがした。
けれど、アメリカンと呼ばれる通り、重たいビールでもなかった。
ちょっと苦手。
 

ストーリー
By hook or by crook, James Squire always found a way to source the finest hops available for his flavoursome ales. Sometimes this resulted in a good lashing and other times in a handsome reward, but always in a good story to tell with a great-tasting beer.
 

NINE TALES〔9つの物語〕

James squireビール

Beer Everyday 4杯目

初めて聞きました。アンバー エール!

  • IBU 20
  • ABV 5%
     
 
濃ゆい見た目とは異なり、ライトだった。口当たりも優しいので普段ビールを飲まない僕でも飲みやすいビール。ただ個人的には最後に残るプリンの様な甘みが少し気になった。
後から調べてみるとその後味がアンバーエールの特徴らしい。ちょっと苦手。
 

ストーリー
Every man’s life tells a story, but James Squire’s would have filled a library. From chicken thief and convict, he later found success as the Governor’s bodyguard, a publican, baker, butcher, money-lender and, ironically, local constable. But the greatest chapter was brewing…which worked out nicely for the rest of us!
 

ONE FIFTY LASHES〔鞭打ち150回〕

James squireビール

Beer Everyday 5杯目

こちらもペール エール!

  • IBU 18.5
  • ABV 4.2%
     
 
店員さんからもこのメーカーで一番おすすめと言われた。見た目もテイストもライトでほんのり甘い!美味い!アメリカのビールのライトさよりは少しだけ深みがある様にも感じた。ペールエールだからか!
今までのが苦手って言うよりも僕は恐らくライトな飲み良いビールが好きなんだと思う。
 

ストーリー
When James Squire was discovered stealing ingredients from the stores to make the colony’s first batch of beer, the Judge ordered 150 lashes… plus two barrels of ale. Thankfully for us, James Squire was a far better brewer than he was a thief.
 

BROKEN SHACKLES〔壊れた足鎖〕

James squireビール

Beer Everyday 6杯目

James Squireから限定リリースされたラガービール!
こいつだけはあまり情報が見つかりませんでした。

  • IBU ?
  • ABV 4.6%
     
 
今まで飲んだJames Squireのビールの中で最もライトな口触り。
ハイネケンやバドワイザー〔最近飲んでいませんが、〕などよりも
もっとライトな気がするのでビールが苦手な人は
この会社のビールの中では比較的オススメかもしれない!
その頃は販売終了しているかもなのでチャンスは今です!
見た目はコロナよりももっとクリアな琥珀色。
 

ストーリー
James Squire fought his way to freedom, taking plenty of risks and finally breaking the shackles of his 7 year sentence to set up Australia’s first brewery. Broken Shackles Lager strikes the perfect balance between flavour and refreshment. With a clean crisp taste and lower bitterness, each one is refreshing as the last. Crafted using the very finest hops and Australian malts, a world class lager.
 

飲むにつれて、少しづつ一言が長くなりました。笑
 

James Squireを飲んでみて

James squireビール
広告もイカしてますよね!

 

いかがでしょうか?
この会社…というよりもこの方相当イッちゃってますよね!

イッちゃってるのにも関わらず、ハイセンスで最後には人々に受け入れられて、文化を創った人。カッコ良すぎます!

 

実際にJames Squireを飲んでみて、数多くの種類があります。

当然それぞれに特徴がありますので、自分の好きなテイストのビールが見つかるのではと思います。

個人的には重たいビールよりもライトなモノを好みますので、中でも店員さんも勧めていたONE FIFTY LASHESが一番好みでした。
因みにこちらの商品が実際に一番売れているそうです!
※決してドMではありません!(笑)

 

僕は今田舎に住んでいますので、街中の酒屋さんを回ってもFOUR WIVESMID RIVERJACK SPADESなどなど見つからないものもありましたので、また引越しの際にでも探してみようと思います!

 

普段は家で晩酌!なんてしない僕ですが、せっかくオーストラリアでしか飲めないオーストラリアのビールなのでこれも楽しみの一つにしたいと思います!

リアルタイムはInstagramのストーリーで紹介していますので、良かったら一緒に乾杯しましょう!

それでは、今週末もCheers!

James squireビール
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James squireビール
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